造園技能検定
技能検定は国(厚生労働省)が職業能力開発促進法に基づき実施しているもので、働く人々の技能を一定の基準により検定し、それを国が証明する国家検定制度です。所定の実務経験があり、一定のレベルに達していれば誰でも取得可能です。
[技能検定の等級区分]
現在、造園職種には、1級、2級、3級と分けられ、それぞれ上級、中級、初級と位置づけられています。
[技能検定試験]
試験は学科試験と実技試験に分けられ、両方の試験に合格する必要があります。学科試験は、正誤法による問題と4肢択一式問題があわせて出題されています。実技試験は実際に課題を作成する作業試験と樹木の枝を見て樹木名を判定する要素試験に分けられ、共に合格しなければなりません。
試験の実施は厚生労働省が各都道府県の職業能力開発協会に委託して行っています。
参考 平成25年度作業試験課題 (1級は25年度より変更)
[技能検定の合格者]
学科と実技の両方の試験に合格すると、「技能士」の称号が与えられます。1級は厚生労働大臣の、2・3級は都道府県知事名の合格証書が交付されます。
そのほか、1級技能士は、官庁営繕工事における現場常駐制度や、建設業法における一般建設業の主任技術者として認められます。経営事項審査の評価対象技術者にもなります。
2・3級の場合は、上級を受検する際、実務経験年数が短縮されます。
申請受付
| 4月5日(月)〜 4月16日(金) | 4月5日(月)〜 4月16日(金) |
※日程は変動することがあります。地元の職業能力開発協会の発表にご注意下さい。
[技能検定に関する詳しい情報は、下記に問い合わせてください]
中央職業能力開発協会 http://www.javada.or.jp TEL/03-5800-3638
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造園技能検定|一般社団法人日本造園組合連合会(略称:造園連)