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第40回技能五輪国際(カナダ・カルガリー)大会 開催報告

ロンドン001.jpg


 世界46ヶ国・地域から45職種・選手845名が参加。そのうち造園競技には15ヵ国が参加しました。

日程
 2009年9月1日(開会式) 2〜5日(競技)、6日(閉会式)

造園競技会場
 スタンピード公園(カナダ・アルバータ州カルガリー市)

参加国
 ドイツ,スイス,オランダ,オーストリア,フランス,イタリア南チロル,イギリス,フィンランド,スウェーデン,ノルウェー,カナダ,韓国,台湾,日本,南アフリカ


造園競技結果>>


 ドイツ

 オランダ,オーストリア
敢闘賞
 スイス,イタリア南チロル,フランス,イギリス,日本,スウェーデン



造園競技について>>
 作業時間は4日間23時間以内、選手は2人1組。課題は5月に公開されていたものを30%変更して行われた。
 カナダ大会と2年前の日本・静岡大会との大きな相違点は、モデュール様式で競技が行われたことである。モデュールは毎日課題が決められ、毎日採点が行われ、翌日その結果が発表されるもの。
 また、客観評価と主観評価が50対50となり、客観評価の許容範囲が1ミリ単位での設定となり、日本選手を苦しめた。慣れない材料と機械、変更やモデュールに苦しみながらも、4日目に奇跡の逆転で見事な出来栄えでの完成となった。

 カナダ大会の課題は、5月に公表されたが、パティオやウォールの材料は再生コンクリート製品。また、飛石も厚さが2.5cm程度の砂岩で60×60cmを加工するという日本の造園では考えられない材料が提供された。また、水景では、アクアブロックスという雨水を貯水する装置を地中に配置するなど、環境に配慮した設計となっていた。




    (右)
    優勝したドイツチームの作品
         
ドイツチーム作品
日本チーム作品


 (左)
 初の敢闘賞
 日本チームの作品

 第1日目終了後の採点ではパティオの計測がトータルステーションで行われ、許容誤差が厳しく審査される結果となった。
 第2日目、毎日発表される上位5ヵ国も1日目と2日目では3ヵ国が入れ替わる混戦模様となった。全体に作業量が多く、全員の完成が難しいのではと、夕方緊急会議と投票が行われ1時間の時間延長が決定された。
 第3日目、橋と階段は各国を苦しめ、日本は完成したが、完成しなかった国も3ヵ国と差がついてきた。勾配のついたパティオと階段のすりあわせにどの選手も苦労した。ドイツが橋の計測で満点を出し、一歩リードする。
 最終日、残された時間は4時間。各国とも完成が厳しい状況となった。日本チームは絶対完成させようと作戦を練った。残る作業は飛び石18枚、水景の拝観1本と流れの景観作り、そして高木低木の植栽、芝張り、カナダの象徴となるイヌイットの像の建立と多い。しかし、最後の1時間は応援団に励まされて、午後2時の終了の笛とともに掃除もできての完成となった。最終的に未完成の国が4ヵ国と大変厳しい戦いとなった。
 日本チームは敢闘賞を受賞した(メダルには届かなかったが、成績上位者に贈られる。)。中部欧州国についでのアジア・アフリカ、アメリカ・北欧のトップという成績は次回大会につながる好成績として高く評価されよう。


「造園」日本選手
「造園」日本選手
「造園」日本選手
一般社団法人
日本造園組合連合会
(略称:造園連)

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